環境に配慮した紙づくり
里山物語 寄付金事例
第1回寄贈 日本初の子どものホスピス「海の見える森」にピザ窯を贈呈
記念すべき「里山物語」からの寄付金による物資支援第1号となったのが、神奈川県大磯町で開園準備が進んでいる子どものホスピス「海の見える森」です。このホスピスは、かつての土地所有者(故人)の「決して大磯の森を壊すことなく、最先端医療では救われない人のために」との意向のもと、2012年の完成を目指しているもので、子どものホスピスとしては日本初となります。
ホスピスと言っても治療が目的ではなく、難病と闘う子どもたちとその家族が、心と体を休め、より良い時間を過ごす場所を目指しているそうです。
敷地の大半は大磯丘陵の一角を成す里山林で、動植物の生態調査を行い、保護・育成を前提として利用される計画となっています。
第2回寄贈 「赤目の森作業所」ペレット乾燥室の資材購入費を寄付
2回目となる支援団体先は、三重県名張市にある里山を活用したリゾート施設「赤目の森」の事業の一つ「赤目の森作業所」です。
この作業所はみどり豊かな里山を活用し、一般就労の難しい障害を持った方々に対して就労機会を提供するとともに、知識および能力の向上に必要な訓練を行うための施設です。
この施設では里山の間伐材を天然乾燥させてから、木質ペレットを製造して、同市の公共施設への燃料として使われています。しかしながら、新しく導入したペレット製造機では天然乾燥が追いつかず、間伐材を床暖房の燃料にした乾燥室が必要であり、今回その資材購入費として寄付金を活用していただきました。