川内工場

川内工場は、広大な森林と豊かな水資源を持つ南九州・鹿児島県薩摩川内市に立地し、昭和29年(1954年)12月に操業を開始しました。
熊本、宮崎、鹿児島の三県に跨る雄大な川内川の水利を活かし、クラフト紙、上質紙をはじめ、壁紙原紙などの特殊紙のほか、県内を中心に竹を集荷し原料として製造した竹紙(たけがみ)など年間約24万トンの紙および外販用パルプ約6万トンを生産しています。

操業開始当初より、経営理念に掲げられた「地域社会と共存共栄を図り」発展を続けられる工場づくりを進めてまいりました。

平成9年(1997年)環境影響に配慮した回収ボイラー・タービンを増設して、一層の安定操業体制の確立とコスト競争力の強化を図りました。

平成12年(2000年)環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を認証取得し、省エネルギーの推進や環境保全活動に積極的に取り組んでいます。

平成14年(2002年)排水スラッジ炭化設備を設置し、製紙汚泥(ペーパースラッジ)を炭化させ土壌改良剤などの商品として販売することで、資源の活用と廃棄物の削減に努めています。

平成25年(2013年)唐浜メガソーラー発電所、平成27年(2015年)には木質バイオマス発電設備を稼働させ、CO2削減やカーボンニュートラルの取り組みを推進しています。

所在地


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〒895-8540 鹿児島県薩摩川内市宮内町1-26
Tel 0996-22-2211

アクセス

JR川内駅より南国交通バスにて「中越通り」下車徒歩10分
またはJR川内駅より徒歩20分(車で5分)

工場概要

敷地面積
233,611㎡
抄紙機台数
5台
生産量
830t/日
主要生産品目
クラフト紙・上質紙・塗工紙・雑種紙・特殊紙・パルプ