森林セラピーで、森の癒し効果を体験
2018年2月17日(土)
昨年12月、長野県信濃町で「森林セラピー」を体験してきました。森林セラピーとは、産・官・学の連携で発足した研究会によって、癒し効果が科学的に検証された森林浴効果のことです。
森林セラピーが体験できる「森林セラピー基地」に登録されている信濃町では、町が独自に認定する「森林メディカルトレーナー」と森林を歩くセラピーを実施しています。企業研修の受け入れや、住民の健康増進などで効果を発揮していると耳にし、視察・体験してきました。
当日は御鹿池という池を巡る約1.2kmを歩きました。途中で鉄分を含む川の水を味わったり、酸素をたくさん取り入れられる呼吸法を学んだり、せせらぎに入れた聴診器で水の音を聞いたりと、五感が刺激されるさまざまな体験をしました。「お持ち帰り療法」として、自律神経のツボがある爪の根元を小枝で刺激する「爪もみ療法」も教わりました。
このような森林セラピーの場として里山を活用すれば、里山の役割が増えると感じたので、弊団体が関わる長野県筑北村の「福祉の森プロジェクト」などで取り入れたいと考えています。ちなみに全国で62カ所の森林セラピー基地が認定されているとのこと。皆さんも近くの森で体験してみませんか。きっと森の癒し効果が感じられると思います。