イベント
第16回銀座ソーシャル映画祭を開催しました
6月3日に中越パルプ工業主催「銀座ソーシャル映画祭」を開催しました。
2013年8月から始め、今回で第16回となるドキュメンタリー映画の上映会です。多くの方々が社会的課題に触れることを目指しており、今では、地元銀座の方々やCSR意識の高い企業やNPO、団体の担当者、映画のテーマに興味のある方々の交流の場となっています。
今回の上映も「ダムネーション」でした。第15回のアースデイ東京2015会場で上映した「ダムネーション(短縮版)」の評判が良かったので、今回は87分の完全版です。
アメリカ全土につくられた7万5千基のダムの多くは、今では、川を変貌させ、魚を絶滅させ、それにもかかわらず期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供していない。そのためダムを「撤去」する選択が、アメリカでは現実になってきた。だが「ダム撤去」が当たり前に語られるようになるまでには、「クレイジー」と言われながも川の自由を求め続けてきた人びとの挑戦のドキュメンタリー。製作責任者はパタゴニア創業者のイヴォン・シュイナード。共同プロデューサーは生態学者で水中写真家のマット・シュテッカー。
トークセッションゲストには、アウトドアウェアブランドのパタゴニア日本支社・環境担当の篠健司様と、総合建設コンサルタント会社の日本工営株式会社・防災担当の田中義朗様をゲストにお迎えし、双方向からの視点でお話を伺いました。ダムに限らず人間の活動の多くは、トレードオフの負の側面もあるため、解決困難な社会的課題があります。新しい情報や気づきを得ることができ、非常に有意義なトークセッションとなりました。
今回の会場も「ギャラリー・アートグラフ銀座」(http://www.shashinkosha.co.jp/)に協力いただき、懇親会でも素敵な手作り料理を準備していただきました。
上映映画: 『ダムネーション』
公式サイト:http://damnationfilm.net/
主 催:中越パルプ工業株式会社
共 催:株式会社シータス&ゼネラルプレス 株式会社オルタナ
ギャラリー・アートグラフ銀座