イベント

第14回銀座ソーシャル映画祭を開催しました

2015年3月11日(水)

3月10日に中越パルプ工業主催の「銀座ソーシャル映画祭」を開催しました。
2013年8月から始め、今回で第14回となるドキュメンタリー映画の上映会です。多くの方々が社会的課題に触れることを目指しており、今では、地元銀座の方々やCSR意識の高い企業やNPO、団体の担当者、映画のテーマに興味のある方々の交流の場となっています。

 今回の上映会は通常のドキュメンタリーではなく長編人間ドラマとなる「デイビッド&カマル」でした。

ユダヤ教、イスラム教、キリスト今日の聖地のある旧市街地のあるイスラエル。
かの土地エルサレムは誰のものか?
パレスチナ問題を抱え、エルサレム帰属をめぐり紛争の解決が長期に渡り、複雑化しています。
人間は政治や宗教により、人格や人権の質も変容するのか?
人類は多民族では共存できないのか?
ナショナリズム?グローバリゼーションの行方?
我々が生活する日々の中で、個人の尊厳を保ちながら他人と暮らす社会の中で、人間らしくどのように在るべきか?
ストーリーは二人の少年の思いがけない冒険を描いた温かい内容ですが、教育、人権、平和という社会的課題がテーマになっています。
ポジティブスパイラルのために様々なことを感じられる作品です。
2011年完成より世界の20数カ所の映画祭で上映され、8つの賞を受賞しています。

 
トークセッションゲストに、本作品の企画制作に携ったアイメック社(International Mondo Entertainment Corporation)より
田中あおい氏をお迎えしてユダヤとパレスチナの闘争が激化する中で制作された映画の裏話や、日本とは違う非常に入り組んだ宗教や人々の関係性をお聞きすることができました。

 
今回の会場も「ギャラリー・アートグラフ銀座」(http://www.shashinkosha.co.jp/)に協力いただき、懇親会では素敵な料理を準備していただきました。
展示中の写真作品に囲まれ、アートな雰囲気の中での上映会、懇親会となりました。

 
上映映画: 『デイビッド&カマル』
公式サイト: http://japan.davidandkamal.com/index.html
主 催:中越パルプ工業株式会社
共 催:株式会社シータス&ゼネラルプレス 株式会社オルタナ 
     ギャラリー・アートグラフ銀座